日本犬

2007年08月14日

日本スピッツ

日本スピッツってどんな犬?

日本スピッツ 日本スピッツは、1920年頃にシベリアから日本に来たサモエドを小型化し、純白に固定したものだと考えられています。
 サモエドは、被毛は厚くブワッと広がって、立ち耳、巻き尾で典型的なスピッツ族の体形をしていて、シベリアン・スピッツとも呼ばれている犬種です。

 一般に大型の犬種を小型化すると「神経質」になると言われていますが、日本スピッツの場合も同様のようです。スピッツの語源は、ロシア語の「スピッチ(火)」で、火がついたようによく吠える気質を表していますが、サモエドは自身は適度な警戒心は持つものの、本来攻撃的ではなく、知的で穏やかな性格の犬種です。一方、日本スピッツは「キャンキャンよく吠える」という汚名を受けてしまいました。

 現在では、愛好家達の努力により改良が進み、以前よりぐっと無駄吠えの少ない、穏やかな犬になりました。
 ただし、むだ吠えの多さは血統のせいばかりではなく、子犬の頃のしつけの仕方によって大きく左右されます。小さい頃から、トレーニングをするようにしましょう。

 性格は、とても警戒心が強く人見知りも激しいのですが、心を許した家族に対しては信頼しきって甘え、深い愛情と思いやりを見せてくれます。
 ただ、留守番がちであったり、かまってあげる時間が少なかったりでストレスが溜まると、神経質になり、攻撃的になったり吠え易くなったりしてしまいます。
 甘やかすわけではなく、しつけの時間も含めて、接する時間を十分に取ってあげてください。

 運動不足もストレスが溜まり、無駄吠えの原因となってしまいますので、朝夕2回、早足位の散歩を30分程度お願いします。
 その他、ボール遊びや室内でのロープやおもちゃ、コングなどを使った遊びで家族と思う存分触れ合うことで、吠える事に使うエネルギーを発散させてしまいましょう。

 日本スピッツの特徴の、可憐な純白の被毛をキープするためには、毎日のコーミング(クシかけ)は欠かせません。それと、定期的にシャンプーも必要です。普段も、汚れが目立つ時などは、すぐに蒸しタオルなどで拭き取ってあげて下さい。毛の抜ける時期には、特にブラッシングを入念にお願いします。


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2007年08月07日

柴犬

柴犬ってどんな犬?


柴犬 兄弟 柴犬は、日本古来から山岳地帯で獣猟犬として活躍していた犬種です。
 昔は交通が不便であったため、新潟、山梨、長野、岐阜、島根など山岳地方ごとに隔離された環境で、それぞれ異なる特質を持った柴犬がいましたが、現在では互いの交配によって、そうした地域性は失われてしまいました。

 柴犬は、小さいながらもがっしりとした逞しい筋肉質な体をしています。耳はピンと立った小さな三角形で、尾は巻き尾が多いですが、鎌のようにそり曲がった差し尾のものもいます。
 日本の山岳地帯の寒い冬にも耐えられるよう、暖かい下毛がたっぷり生えています。そのため、春と秋の毛の抜け替わりの時期には、かなりの量の抜け毛があります。

 日本犬というと、庭で飼うイメージが強いですが、室内で飼うのにも何ら問題はありません。犬にしてみれば、いつでも家族の側にいられる室内飼いの方が嬉しいかもしれません。室内で飼う場合は、毎日の被毛のお手入れ(ブラッシング)で抜け毛を処理しましょう。ハウスや部屋のお掃除もこまめにして下さい(ハウスの中や部屋の隅に抜け毛が溜まっていたりすると、ダニなどの繁殖を招いてしまう恐れがあります)。

 性格は、基本的には主人思いの忠犬で、服従心も強く、判断力があります。ただ、他の純血種に比べると、血統で共通した性格的な特徴が少ないようなので、小さい頃からのしつけや環境次第です。
 警戒心も強めなので番犬には最適ですが、神経質な犬に育ってしまうと無駄吠えをし易くなってしまいます。
 小さいうちから積極的にお散歩に連れ出し(予防接種前なら、抱っこやキャリーで)、家族以外の人や街の様々な物や音に慣れさせてあげましょう。

 もともとが猟犬であったこともあって、俊敏な動作できびきび動き、とても活動的です。毎日しっかり運動させてあげましょう。散歩は朝晩2回、早足位で30分〜1時間位お願いします。



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狆(チン)ってどんな犬?



ちん 狆は、日本犬として分類されますが、厳密な意味では日本古来の犬ではなく、奈良時代の730年頃、新羅(現在の韓国)から聖武天皇に謙譲されたのが最初にして、日本に渡ってきた犬が改良されたものといわれています。
 鼻先の詰まった顔など中国のペキニーズと共通点も多いのですが、 日本に伝わった狆の祖先は、800年代に遣唐使が持ち帰った短吻犬種や、琉球経由で渡来した大陸源流の犬の影響を受けつつ、日本固有の犬種として改良されていったようです。
 
 江戸時代、大奥で抱き犬として寵愛を受けたことから、各地の大名に広がり、やがて裕福な商人へ、庶民へと広がっていきました。黒船のペリー提督が持ち帰ったことにより、初めて海外に紹介されたといわれています。

 体格はスクエアでコンパクト、脚は決して短くなく、均整が取れています。輝くような美しい被毛を持ち、上品な装い。体に比べて大きめな顔は寸づまりで、両目は離れていて真ん丸です。耳は垂れています。

 もともと室内犬・愛玩犬として改良されてきたため、抜け毛や体臭もなく、攻撃的なところもない一切ない、お行儀がよく手が掛からない犬種です。犬自身が綺麗好きなので、トイレも比較的早く覚えてくれます。
 古来上流階級の抱き犬として可愛がられていましたが、そのためか、立ち振る舞いにも品があり、はしゃぎまわったり、興奮して吠え立てたりといったことはなく、いつも物静かで落ち着いています。

 散歩も殆んど必要とせず、10分位を2回もすれば十分。ただ、室内だけでも満足するタイプなので、「犬を飼いたいけれども散歩には行けない」というようなお年を召した方には最適です。

 体が小さく華奢なので、体罰はもちろん論外ですが、「頭を軽く叩いただけ」と思っても、犬にしてみたらかなりの衝撃になってしまうので注意して下さい。小さいお子様とも仲良く暮らせますが、乱暴な扱いをしないように教えてあげて下さい。

 長い被毛はもつれ易いので、毎日のブラッシングやクシ掛けをお願いします。
 耳が垂れていると中が蒸れ易く、汚れも溜まり易いので、耳掃除もお願いします。



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