2007年09月02日

バーニーズ・マウンテン・ドッグ

バーニーズ・マウンテン・ドッグって

どんな犬?


バーニーズ・マウンテンドッグ バーニーズ・マウンテンドッグは、スイスではベルナー・ゼネンフント(ベルンの山犬)と呼ばれています。ベルナーを英語読みにするとバーニーズとなり、それが犬名の由来となっています。
 起源は古く、2千年以上前のシーザー率いるローマ帝国の侵攻の際に、軍が連れていたマスティフ系軍用犬とスイス土着の牧畜犬の混血によって誕生したと言われています。
 
 その後、ベルン地方では荷車を曵く犬として活躍しましたが、自動車や輸送機関の発達で仕事を奪われ、一時は絶滅寸前となってしまいました。
 愛好家の努力によって、スイス国内に残っていた数頭の犬から復元されたのが、現在のバーニーズ・マウンテンドッグです。
 ただ、この例のように、基盤となった種(たね)犬が限られている犬種では、骨格、関節などに先天的な障害を生ずるケースがあるので注意が必要です。
 
 バーニーズ・マウンテン・ドッグの特徴は、漆黒の長毛を彩る脚、頬、目の上、胸の赤褐色のマーキング。胸にあるホワイトの部分は、スイス十字の形をしていることが理想とされています。大きい体に、チョコンとついたお公家様のような眉が、とても愛嬌があります。
 大型の山岳犬ではありますが、セント・バーナードやグレート・ピレニーズなどと比べると一回り小柄で、家庭でも比較的飼い易い大きさです。
 また、無駄吠えも少なく、体臭やヨダレも少ないので、室内で大型犬を飼いたい方や、はじめて大型犬を飼う方にもお勧めです。

 被毛のお手入れには、特別なことは必要無く、普段は軽いブラッシングで十分です。でも、毛の抜け変わりの時期は、ブラッシングとコーミングを丁寧に行い、抜け毛を取り除いてあげて下さい。月に1〜2回、自宅でシャンプーすれば、すっきりします。
 垂れ耳の犬種ですので、定期的に耳掃除をしてあげましょう。

 バーニーズ・マウンテン・ドッグの性格は、物怖じせず、我慢強く、いつでもどっしりと落ち着いています。温厚で、小さな子供の乱暴な扱いにも寛容ですが、基本的には知らない人にはあまり懐かない子が多いようです(攻撃的、というわけではありません)。
 自身の頭で考えて行動できる臨機応変さ、状況判断の良さを持っていて、山岳救助犬としても活躍しています。
 こうした賢さや性格の優しさを引き出してあげるためには、小さい頃からの訓練が必要です。特に、体が大きく力が強いので、飛びつきやリードの引っ張りは早いうちから無くすように教えてあげましょう。

 ただ、物静かなバーニーズ・マウンテン・ドッグも、子犬時代はかなりのやんちゃで、好奇心旺盛にはしゃぎまわって、家具を壊してしまうようなこともあるかもしれません。
 2歳位になるとぐっと落ち着き、たとえ他所の犬に喧嘩を仕掛けられても平然と無視するような、大型犬らしい自信に満ちた態度の犬になります。

 運動量は多目で、朝夕2回、1時間程度の散歩が必要です(出来れば、ジョギングや自転車での引き運動なども取り入れて)。
 寒いのは大得意なので、冬には是非たくさん外で遊ばせてあげて下さい。
 一方で、暑さには大変弱いので、夏の体調管理には気を付けてあげて下さい。暑い日中の散歩は避けて、早朝や夜に散歩をしたり、外で飼う場合には犬舎を風通しの良い涼しい場所に設置するようにして、熱中症などに注意しましょう。

 でも、大型犬ではありますが、室内飼いに適した犬種ですので、是非家族と一緒にいさせてあげて下さい。しつけさえしっかりすれば、もともと無駄吠えも少ないので、マンションなどでも大丈夫です。

 

petshopwith at 21:53 │Comments(0)clip!ワーキング(作業)犬種 

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