2007年08月28日
シベリアン・ハスキー
シベリアン・ハスキーの先祖犬は、はっきりとはわかってはいませんが、サモエドやアラスカン・マラミュートと同じスピッツ系の血を引いていると言われています。 古くからシベリア北東のエスキモー(チュクチ族)の人々にソリ引き犬、ボート引き、番犬、猟犬として飼育されていたが、1900年代初頭にアメリカ人がアラスカへ持ち込んだことから世界中に広まりました。
その後、ピアリーによる北極探検、アムンゼンやスコットの南極探検などに同行したり、アラスカでジフテリアが発生した時に、シベリアン・ハスキーの犬ゾリがリレーして多くの人命が救われたことで、知名度が飛躍的にアップしました。
名前の由来には、アメリカの探検家(毛皮商人)がエスキモー人をハスキーと呼んでいたことからと言う説や、遠吠えの声がしわがれているからハスキーと呼ばれたと言う説などがあります。
シベリアン・ハスキーの身体的な特徴は、頭や顔に入る、独特の斑。目の周りが歌舞伎役者の隈取のように縁取られている子が多く、他の犬種にはない表情を見せてくれます。ブルー、濃褐色、もしくは左右違いに輝く瞳と、狼を彷彿させるバランスのよい引き締まった体つきも特徴の一つでしょう。
被毛は、長さはさほどではありませんが、分厚いダブルコートの極地仕様。日本の冬などものともしません。普段のお手入れは、週2〜3回のブラッシングで十分ですが、毛の抜け変わる時期には多量の抜け毛が出るので、毎日しっかりブラッシングしてあげましょう。毛の白い部分は汚れが目立つので、シャンプーするほどではない時は、蒸しタオルなどで拭いてあげてください。
シベリアン・ハスキーの性格は、狼のような外見によらず、なかなか陽気で人懐こく、楽天的。集団でそりを牽く犬種でしたので、集団性に富み、社交的です。知らない人にも友好的な態度を示す子もいるので、番犬には向かないかもしれません。
かつて日本で爆発的な人気を博した後、「迷子になる」「頭が悪い」といって、捨てられてしまう子が多くいました。確かに帰巣本能は強くないようですが、だからと言って頭が悪いわけではありません。
トイレトレーニングも服従訓練も、小さい頃からしっかりと行えば、なんら問題はありません。ただ、やや頑固な面があり、嫌な事はすぐに忘れてしまう楽天家なので、根気よく気長に取り組みましょう。そり犬の習性で、散歩の時にリードを引っ張る癖があるので、早い時期に止めさせる訓練をしましょう。
もともとそり犬のシベリアン・ハスキーですから、体力にも持久力にも自信有り。運動量も多めにとってあげないと、力を持て余してストレスが溜まってしまいます。朝夕2回、1時間位の散歩(ジョギングや自転車での引き運動)が必要です。その他にも、ドッグランなどでの自由運動が出来れば最適です。
暑さにとても弱いので、夏場のお散歩は早朝か夜などにお願いします。庭などで飼う際にも、犬舎を風通しのよい場所に設置するなど、暑さに注意してあげて下さい。
無駄吠えは多くはありませんが、時折狼のような遠吠えをするので、マンションなどの集合住宅で飼うのは難しいかもしれません。
また、牽く力が強いので、お散歩の際に子供などがリードを握ると転んでしまうことがあります(仲良くは出来ます)。
運動量が多いので、お年寄りだけのおウチだと、お散歩のお付き合いが難しいかもしれません。







