2007年08月12日

ビション・フリーゼ

ビション・フリーゼってどんな犬?

ビション・フリーゼ ビション・フリーゼは、14世紀にイタリア人がアフリカ北西沖のカナリア諸島で発見し、ヨーロッパに持ち込んだことで広まりました。その起源ははっきりとはしませんが、小型のスパニエル犬種とプードルなどの混血では、と考えられています。
 当時、新しい犬種を世界に広げる役割を担っていたのは、貿易船の船員達でした。珍しい犬種や貴族達が好む愛玩犬は、「交易品」としての価値が高かったので、ビション・フリーゼも船員達の手を経てスペインやフランスへと広がっていきました。
 当時は、ヨーロッパの王侯貴族の貴婦人達に「抱き犬」として愛されていました。

 ビション・フリーゼというのは、フランス語で「縮れ毛・フワフワした毛で飾る」という意味です。この犬の特徴は、その名の通り全身、特に頭を覆うふわふわで豊かな白い毛です。
 下毛は柔らかい毛が密に生え、上毛には柔らかく長い縮れ毛が豊かに生えています。ふさふさの長い毛で覆われた尾が、背中の上で優雅に揺れています。
 ぬいぐるみのような愛らしい外見ですが、以外にがっしりとした筋肉質な体つきで、とても丈夫で健康的です。

 気になる抜け毛も体臭も殆んどなく、室内で飼うのには最適ですが、被毛のお手入れは少々手が掛かります。
 家でのブラッシングやコーミングはもちろん、定期的に美容院での特別なトリミングも必要となりますが、愛犬の手入れやおしゃれを楽しんで出来る方には、最高のパートナーと言えます。
 ヨーロッパの貴族に愛されていた当時は、ライオンのたてがみのようにカットされていたそうですが、現在では「パウダー・パフ」という、顔の周りをまん丸に刈るトリミング・スタイルが主流です。
 美容院でのトリミングなどを嫌がらないよう、小さい頃から人に触られることに慣らしておきましょう。
 
 性格は、いたって明るく優しく、感受性も豊か。
 昔のヨーロッパでは、家族が病気になると暖房代わりに抱いていた、というくらい大人しくて賢い犬です。
 よほどのことがない限りいつもニコニコしていますが、ストレスが溜まったり、ぬいぐるみ扱いであまりに乱暴にされたりすると、攻撃的になってしまうこともあります。犬自身のしつけももちろん大事ですが、小さなお子様のいるお宅では、子供の側にも犬との付き合い方を教えて上げてください。

 運動は、基本的には室内で歩き回るだけでも十分ですが、社交的な犬でもあるので、1回10分程度のお散歩を2回位はお願いします。


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