2007年07月10日
ダックスフンド

ダックスフンドの「フンド」は、「ハウンド」と同じ意味。ダックスフンドという名前も、ドイツ語で「アナグマ狩り用の犬」という意味で、もともとはアナグマや狐といった地面に巣穴を掘って暮らす獣の狩り用に使われていました。
体長が体高の2倍もあり全犬種の中で最も短足、胴長、そしてナカナカの大声の持ち主ですが、それも狭い巣穴を前足で掘って広げて、体を突っ込み獣を威嚇して追い出すためのものなのです。
現在は室内犬として人気のミニチュア・ダックスも、もとはといえばアナグマより小さな獲物(ワタウサギ)の狩り用に改良されました。
ダックスフンドは、毛の質によりスムース、ワイヤー、ロングの3種類に分けられ、さらにサイズによりスタンダード、ミニチュアに分けられます。最近ではミニチュアよりも小さなカニンヘン(体重2.3kg以下、胸囲30cm以下)という種類もあります。
ダックスフンドの被毛の基本形はスムース(短毛種)で、光沢のある毛が皮膚に密着して生えています。
スムースのダックスフンドにミニチュア・シュナウザーやスコテッシュ・テリアなどの他のテリア種の犬を交配して作出されたのがワイヤー(剛毛種)で、テリアの風貌をあわせ持っています。このワイヤーのダックスフンドに関しては、定期的なトリミングが必要です。
ロング(長毛種)は、スムースのダックスフンドに小型のスパニエル系や、アイリッシュセッターを交配して作出されたもので、シルクの感触を持つ美しい長毛に特徴があります。ブラッシングはこまめにしてあげて下さい。
小型犬とはいえ、もともと狩猟犬として働いていたとても勇敢な犬です。小さいうちからしっかりとトレーニングをしないと、勇敢さがあだとなって、過剰に吠えたり、咬んだりする子になってしまいます。
小さいうちから(ワクチン前は抱っこやキャリーケースに入れて)積極的にお散歩に連れて行って下さい。お散歩途中や公園で、犬好きの人にお願いして手からおやつを与えてもらったりして、家族以外の人にも慣れさせたり、街の中の様々なモノや音に慣れさせて下さい。家では、ハウスの練習も大事です。縄張り意識が強く、来客などに吠えてしまうこともあるので、ハウスの中なら安心だということを教えてあげましょう。
ちょっぴり寂しがりやなので、長い留守番だと我慢できずに鳴いてしまうかもしれません。ですから、留守がちのおウチや、一人暮らしの方にはあまり向かないかもしれませんが、基本的に明るい性格で人懐っこく、遊び好きなので、可愛がってくれる飼い主さんなら誰とでも仲良く暮らしていけます。
激しい運動は無理ですが(胴長の体型ゆえに、腰に負担がかかっちゃいます)、適度な運動は背骨を守る筋肉を鍛えるためにも必要です。毎日30分位のお散歩をお願いします。でも、階段の上り下りなどや高いところからのジャンプなど、腰にクル運動は控えて下さい。
食いしん坊なので、食事の量は飼い主さんが加減して、肥満にならないようにしてあげて下さい。過度の運動と肥満は、ヘルニアの原因になる可能性があります。
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